ジェネリック(後発)医薬品活用術

解説

◆ジェネリック(後発)医薬品とは◆

厚生労働省から効き目や安全性が先発医薬品と同等と認められた後発医薬品のことです。
先発医薬品の特許権(20~25年間)の存続期間中は、開発メーカーが独占販売することができますが、ジェネリック医薬品は特許が切れた後に他の製薬会社により開発され『先発医薬品と同じ有効成分、効果及び安全性が確認された低価格なお薬』です。

◆ジェネリック医薬品利用のメリット◆

  1. ◎ 先発医薬品(新薬)と比べて5割以上価格が安いお薬もあり、ジェネリック医薬品を上手に利用することで家庭の負担を軽減できます。
  2. ◎ 主に子どもが服用するお薬のジェネリック医薬品では、飲みやすさが改良されたものが多くあります。

◆ご自身で検索できます◆

先発医薬品名から、対応するジェネリック医薬品名や価格の比較等が検索できます。
下記のホームページをご活用ください。

日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会が運営する情報サイト
「かんじゃさんの薬箱」(外部リンク)

◆ジェネリック医薬品希望シールが便利です◆

共済組合では、保険証やお薬手帳に貼れる「ジェネリック医薬品希望シール」を、これまで広報誌等と併せて配付しています。
医師や薬剤師に希望が伝わりやすくなりますので、ご家族でご活用ください。
シールの郵送をご希望の方は、コールセンターにお申し出ください。(在庫なくなり次第終了)

「ジェネリック医薬品希望シール」見本

利用勧奨施策

◆ジェネリック(後発)医薬品利用のおすすめ◆

共済組合では、一部の対象者に、現在使用されている先発医薬品をジェネリック(後発)医薬品に変更した場合に節減できる自己負担額等を掲載したご案内「ジェネリック(後発)医薬品ご利用のおすすめ」を送付しています。
なお、ご案内の発送及び問い合わせ対応は、株式会社オークスに守秘義務を課して業務委託しています。

① 通知内容
特定の月に病院又は薬局で処方されたお薬を、同一効能のジェネリック(後発)医薬品に変更した場合に節減が見込まれるお薬代等

「ジェネリック(後発)医薬品利用のおすすめ 通知書見本」(ダウンロード

② 対象者
特定の月に病院又は薬局で先発医薬品を処方され、ジェネリック(後発)医薬品に変更するとお薬代の節減が見込まれる方

③ 送付方法
個人あて(組合員、被扶養者別)封書により発送

よくある質問

Q1

「ジェネリック(後発)医薬品ご利用のおすすめ」を受け取りましたが、必ずジェネリック医薬品の使用を選択しなければならないのですか。

A1

必ずしも「ジェネリック医薬品」を選択する必要はありません。
共済組合は、ジェネリック医薬品のメリットをお知らせし、可能な場合に限り先発医薬品からの変更をご提案しているものです。
ジェネリック医薬品への変更は、あくまでも療養を受けられるご本人の意思と、医師や薬剤師の判断のもとに行ってください。

※ ジェネリック医薬品がある場合でも、処方せんの処方欄の処方薬の付近に「変更不可」等の記載がある場合、若しくは、備考欄にある「ジェネリック医薬品への変更不可」についての医師の記名・押印されている場合は、ジェネリック医薬品に変更できません。

Q2

ジェネリック医薬品に切り替えても安くならないといわれたのですが。

A2

ジェネリック医薬品に切り替えても、別途の技術料等の加算や、院内処方から院外処方に切り替えた場合の諸費用(処方箋料等)により、結果的に自己負担が軽減されない場合があります。

詳しくは、かかりつけの医師や薬局の薬剤師にご相談ください。


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